無料GKドリル50選 PDF(64ページ・英語版)ダウンロード →

正面のシュートをはじいてしまい、こぼれ球を押し込まれる。ゴールキーパーなら一度は経験したことがある場面です。派手なセーブよりも、まずは「来たボールを確実につかむ」ことが、チームに一番安心を与えます。

キャッチングは才能ではなく、正しい形と本数で上達する技術です。この記事では、私たちKEEPIX TEAMがトレーニングで使っているキャッチングの練習メニュー8つを、コーチングポイント・やさしくする方法・むずかしくする方法といっしょに紹介します。

なぜキャッチングの練習が大切なのか

ボールをキャッチできれば、そこでプレーが止まり、相手の2本目のチャンスがなくなります。さらに、つかんだボールからすぐに味方へ配球でき、攻撃のスタートにもなります。逆に、はじくクセがつくと、毎回こぼれ球への対応が必要になり、守備全体が不安定になります。

チーム練習ではシュートの本数は多くても、手の形や体の使い方をていねいに見る時間は少ないものです。短い時間でも、キャッチングだけに集中する時間をつくることが上達への近道です。

すべてのメニューに共通する3つの基本があります。

安全のための注意:体を倒すキャッチは、必ず芝生かマットの上で行います。ボールの強さは少しずつ上げ、いきなり全力のシュートは打ちません。小学生年代はやわらかいボールや軽いボールを使い、短い距離から始めてください。

GKのキャッチング練習メニュー8選

1. 手の形チェック(その場キャッチ)

コーチが3mほどの距離から、胸・顔・おなかの高さに下手でボールを投げます。GKはその場でキャッチし、つかんだ形のまま1秒止まります。コーチは手の形を毎回チェックします。

2. 2球交互キャッチ

コーチが2つのボールを持ち、GKの左右の胸の高さに交互に投げます。GKはキャッチしてすぐに返し、次のボールに備えます。30秒やって30秒休む、を3セット行います。

3. グラウンダーのすくい上げ

コーチが正面にグラウンダーを転がします。GKはボールの正面に入り、足の間からボールが抜けないようにして、手のひらですくい上げて胸にかかえます。

4. おなかの高さのボールをかかえこむ

コーチが5mの距離から、おなかの高さにボールを投げるか、やさしく蹴ります。GKは腕と体でボールを包みこむようにキャッチします。正面のシュートで一番はじきやすい高さなので、ていねいに行います。

5. ハイボールキャッチ

コーチが頭より少し高い位置にボールを投げます。GKは片足で踏み切り、反対のひざを上げて、一番高いところでキャッチします。

6. ひざ立ちからの横のキャッチ

マットの上でひざ立ちになり、コーチが左右に低いボールを投げます。GKは体を横に倒しながらキャッチします。体を倒すキャッチの入り口として、低い姿勢から安全に練習できます。

7. 移動してからのキャッチ

GKはマーカーの間をサイドステップで移動し、コーチの合図で構えて止まります。止まった瞬間にコーチがボールを投げるか蹴り、GKがキャッチします。試合では止まった状態から始まることはほとんどないので、動きとキャッチをつなげる練習です。

8. キャッチして配球

ペナルティエリアの外からシュートを打ち、GKはキャッチしたらすぐに顔を上げ、左右にいる味方役にスローで配球します。キャッチをプレーの終わりではなく、攻撃の始まりにする練習です。

コーチングのコツ

キャッチングの練習では、ボールの質がすべてです。コースがバラバラだと、GKは正しい形をくり返せません。最初は同じコース・同じ強さで本数を重ね、形が安定してから変化をつけます。また、はじいたときに「なぜはじいたか」をGK自身に聞くと、手の形なのか、体の位置なのかを自分で考えられるようになります。左右どちらも同じ本数を行い、苦手な側から逃げないことも大切です。

キャッチングの前の準備にはGKのウォーミングアップメニュー、小学生向けのやさしいメニューは小学生GKの練習メニューで紹介しています。英語版のくわしいガイドはGoalkeeper handling drills(英語)、テーマ別のドリル一覧はGoalkeeper drills(英語)にまとめています。

KEEPIXでメニューを形にする

キャッチングのメニューは、書き残しておくと毎週の成長が見えるようになります。私たちはKEEPIXのセッションデザイナーでサーバーの位置やGKの動きを図にして、GKと共有しています(KEEPIXは日本語でも使えます)。

ほかのメニューのアイデアはGKドリル50選の無料PDF(英語版)で、毎日のドリルはインスタグラムで発信しています。練習のふり返りにはKEEPIX Diaryも使ってみてください。

まとめ

よくある質問

GKのキャッチングで一番大切なことは何ですか?

手の形と、手の後ろに体を入れることです。手で取りそこねても体が壁になるので、はじいたボールが後ろにそれにくくなります。

キャッチングの練習は1人でもできますか?

できます。壁にボールを当てて跳ね返りをキャッチする方法なら、1人でも手の形をくり返し練習できます。最初は近い距離から、やさしい強さで行いましょう。

はじいてしまうクセはどうすれば直りますか?

まずはボールのスピードを落とし、正しい形でつかむ本数を増やします。形が安定してから少しずつ強さを上げると、自信を持ってつかめるようになります。

Free resource

50 Essential Goalkeeper Drills — free PDF

A complete drill library from warm-up to game situations. 64 pages, 6 chapters, U-8 to senior level. Coaching points, progressions and regressions for every drill.

Download free PDF →Email only. No cost, no card required.

Discover more from KEEPIX

Subscribe now to keep reading and get access to the full archive.

Continue reading