無料GKドリル50選 PDF(64ページ・英語版)ダウンロード →

「あと一歩右にいれば止められたのに…」。GKなら一度は思ったことがあるはずです。シュートを止めるために大切なのは、とぶ力や反応の速さだけではありません。シュートが来る前に「どこに立っているか」、つまりポジショニングで結果の半分が決まります。

この記事では、私たちKEEPIX TEAMがすすめるGKのポジショニングの基本と、コーンとボールだけでできる練習メニューを8つ紹介します。小学生から高校生まで使えるように、それぞれに「やさしくする方法」と「むずかしくする方法」ものせています。

ポジショニングが大切な理由

いい位置に立てているGKは、むずかしいセービングをしなくてもボールが正面に来ます。反対に、立つ位置がずれていると、どんなに反応がよくても手が届かないシュートが増えます。ポジショニングは「止めやすいシュートを増やす」ための技術なのです。

また、ポジショニングは体の大きさに関係なく上達できます。体が小さい小学生や中学生のGKこそ、正しい位置どりを早く覚えることで、ゴールを大きく守れるようになります。

ポジショニングの基本

安全に行うための注意点

GKのポジショニング練習メニュー8選

1. ロープでラインを見る

ゴールの真ん中から、ペナルティエリアのいろいろな場所に向かって、ロープやひも(なければマーカーを点々と並べる)をはります。ボールをその先に置き、GKはロープの上に立ってみます。「ボールとゴールを結ぶ線」が目で見てわかるので、はじめてポジショニングを学ぶGKにぴったりの練習です。

2. 5か所ボールの移動

ペナルティエリアの外に、半円の形でボールを5つ置きます(左の角・左ななめ・正面・右ななめ・右の角)。コーチが番号を言ったら、GKはそのボールに合わせた位置へサイドステップで移動し、構えて止まります。

CGK123452!KEEPIXGKコーチ動き
5か所ボールの移動:コーチが番号を言い、GKはそのボールに合わせてサイドステップで動く

3. パスに合わせて動き直す

ペナルティエリアの外で、2〜3人の選手が横にパスを回します。GKはボールが動くたびに、ラインに合わせて位置を動き直します。コーチの合図でボールを持っている選手がシュートを打ちます。動きながら位置をなおす力がつきます。

AAAGKKEEPIXGK攻撃の選手パス・投げる動きシュート
パスに合わせて動き直す:ボールが動くたびにGKも位置をなおし、合図でシュート

4. 前に出る距離をさがす

正面のペナルティエリアのライン上にボールを置きます。ゴールラインから1m、2m、3mの場所にマーカーを置き、GKはそれぞれの位置に立ってみます。後ろからコーチや仲間に見てもらい、ゴールがどれくらいかくれるかを比べます。次に、少し上に投げられたボールで頭の上をこされないかも確認します。

5. ニアポストを守る

ゴールの横、角度のない場所からシュートを打ちます。GKはニアポスト(ボールに近い方のポスト)とのすき間をなくすように立ち、ニアへのシュートを止めます。ファーへの山なりのボールにも気をつけます。ポストに近い練習なので、ぶつからないように注意しましょう。

6. 目をつむって位置チェック

GKはゴールの前で構え、コーチがボールを置いた場所を見ます。そのあと目をつむり、自分で「ここだ」と思う位置まで動きます。目を開けて、ロープやマーカーで答え合わせをします。体で位置を覚える練習です。目をつむっている間はゆっくり動き、まわりに物がない場所で行います。

7. ドリブルからのシュート

攻める選手がペナルティエリアの外からドリブルで近づき、好きなタイミングでシュートを打ちます。GKはドリブルに合わせて位置を動かし、シュートの瞬間に構えて止まります。ボールが近づいてきたときの間合いはGKの1対1練習メニューも参考にしてください。

8. ミニゲームで位置どり

25m×30mくらいのコートで、3対3や4対4のミニゲームをします。ボールがたくさん動くので、試合と同じように位置をなおし続ける練習になります。「シュートの瞬間に止まって構えていたら1点」などのルールを入れると、GKが意識しやすくなります。止めたあとのセービングの形はGKのセービング練習メニューで確認できます。

練習を組み立てるコツ

ポジショニングの練習は「止まった状態で正しい位置を知る(1・2・4・6)」→「ボールの動きに合わせて動き直す(3・5)」→「試合に近い形でためす(7・8)」の順に進めるのがおすすめです。はじめはシュートを打たずに、立つ位置だけを確認しても大丈夫です。位置がわかってきたら、少しずつシュートを入れていきましょう。また、ゴールを決められたときに「どこに立っていたか」をいっしょにふり返ると、GKは自分の課題に気づきやすくなります。英語になりますが、くわしい角度の考え方はGoalkeeper positioning drills(英語)にもまとめています。

KEEPIXでメニューを形にする

ポジショニングは、図で見るといっきにわかりやすくなります。KEEPIXのセッションデザイナーを使えば、ボールの位置やゴールを結ぶ線、GKが立つ場所を図にして、コーチングポイントといっしょに選手と共有できます。毎日の練習の記録や振り返りにはKEEPIX Diaryが便利です。

もっとメニューを増やしたい人は、GKドリル50選の無料PDF(英語)をダウンロードしてください。毎日のドリルはインスタグラムでも発信中です。ほかの練習メニューはGKドリル一覧にまとめています。

まとめ

よくある質問

GKのポジショニングは、まず何から教えればいいですか?

「ボールとゴールの真ん中を結ぶ線の上に立つ」ことから始めましょう。ロープやマーカーで線を見えるようにすると、小学生でもすぐに理解できます。

GKはどれくらい前に出ればいいですか?

決まった距離はありません。前に出るほど角度はせまくなりますが、頭の上をこされやすくなります。ボールの位置や自分の身長に合わせて、練習の中で守りやすい距離を見つけましょう。

試合中に自分の位置がわからなくなったら、どうすればいいですか?

ボールが遠くにあるときに、ポストやペナルティエリアのラインをちらっと見たり、手でポストにふれたりして位置を確認します。ふだんの練習から、確認するくせをつけておきましょう。

Free resource

50 Essential Goalkeeper Drills — free PDF

A complete drill library from warm-up to game situations. 64 pages, 6 chapters, U-8 to senior level. Coaching points, progressions and regressions for every drill.

Download free PDF →Email only. No cost, no card required.

Discover more from KEEPIX

Subscribe now to keep reading and get access to the full archive.

Continue reading